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【まことのFACT】信頼される会社になるために makotosfact

この数年、日本の各大学の研究力・国際情報発信力強化に向けた取り組みが活発になり、外部業者のサポートを求められる大学さんが増え、その影響で大学の執行部へプレゼンをさせていただく機会が非常に増えました。

カクタスは創業からずっと皆さんに支えられ毎年成長しており、研究大学を中心にある程度プレゼンスが出てきました。また自社独自のマーケット調査によれば、学術論文の校正、翻訳市場では弊社が世界トップシェアを持っています。プレゼンの場でもそのようにお話する事があるのですが、「業界1位」とか「最大級の制作チーム」などと語る時いつも自分で感じてしまうのが、外部からの客観的データの欠落です。ニッチな業界であるがゆえ、外部の第三者機関による詳細なマーケットレポートもなく、各社が好きなように自分たちが一番であると謳っています。よくあるのが「業界1位の品質」や「どこにも負けない顧客リピート率」「顧客満足度○○%」です。同じ業者だからこそ言えますが、こんなものは話半分に聞かないとダメです。それらは全て主観的なデータですから。ではどのようにして自分たちが信頼されている会社とPRをすればよいのでしょうか?

考え抜いた結果、カクタスでは今まで決して外部に公表する事のなかった、売上金を公表することにしました。当然公表すれば競合他社さんにも見られてしまうので諸々気になることはあるのですが、これは避けては通れない道かなと思います。また、公表したところで実質的にマーケットの変化が起こるわけではないでしょう。それよりも、弊社が信頼できる会社であるということを、確実かつ客観的なデータで示したいと考えたのです。

売上金は一つ一つの依頼の積み重なりであるので、当然売上金が多ければ依頼数が多い=多くのお客様に支持していただいている事になります。また、カクタスは成長が当然である社風の会社ですので、売上を公表することが、自分たちへの良い意味でのプレッシャーになると考えました。公表したからには、今年度と来年度の売上を比較した誰かに「あれ、君たちの売上去年から伸びてないよ」と突っ込まれる訳にはいきませんので、死に物狂いで売上を取ってきます。

今回売上公表の決断を下すにあたり、かなりの数の会社概要をチェックして、どのような形で売上を記載しているのかを確認しましたが、上場していない企業で売上金を公表しているところは極めて少ないです。そんな中、個人的に取引のある、とある不動産取引の企業は、規模はあまり大きくないですが、創業から今日に至るまで売上金、利益、契約件数まで全てオープンにしていました。この企業は「信用第一」の不動産取引をしている企業です。やはり会社の売上情報を開示している会社には、会社規模を真実以上に大きく見せたり、出所のわからない妙な数字を引っ張ってきて信頼性を訴えたりする会社よりも安心できます。その意図があってこの不動産経営者の方はあえて全てオープンにしているのだな、と思いました。

上場企業は自社の台所事情を全て公開して、その中身を見て投資家が判断をします。または彼らは管理に厳しく、「業界1位の品質」や「どこにも負けない顧客リピート率」なんて適当な数字は作れませんので、その分信頼度が高いです。カクタスは今の段階で上場は考えていませんが、これからカクタスをパートナーとして、あるいは就職先として検討してくれる方々に少しでも判断材料をご提供することが我々の信頼度アップになると思っています。今後は、年間依頼数や利益なども公表していこうと思います。その前にまずは目標の年間売上100億達成です。ここまで行けば、弊社も上場しているかもですね。

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湯浅 誠

カクタス・コミュニケーションズ株式会社、代表取締役。1978年千葉県生まれ。大学を卒業後に渡英。その後インドに渡り、Cactus Communicationsに就業。現在は日本法人であるカクタス・コミュニケーションズ株式会社の代表取締役を務める。

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